【ダイエット番外編】夏場に多いダイエット中のトラブルを防ごう①
ただでさえ体調を崩しやすい夏場。ダイエットによる食事制限や運動の影響が加わると、さらに健康上のトラブルにつながってしまうことがあるのです。今回は、夏場に多いダイエット中のトラブルをピックアップしてご紹介。
健康を損なわないように早めの対策を行って、健康的で美しいプロポーションを手に入れましょう。
夏バテはダイエットの大敵!
空調が発達した現代、室内外の気温差の影響か、体温調節機能が正しく働かずに夏バテによる慢性的な疲労感に悩まされる人が増えているようだ。
ダイエット中は普段よりもエネルギーの収支がマイナスに傾くので、夏バテの症状が重くなってしまうことも考えられます。
夏場に健康な体を維持しながらダイエットを成功させるためには、まずは夏バテを防ぐ生活習慣を心がけることが重要です。
夏バテ対策はまず「睡眠不足」解消を
夏バテの原因はさまざまですが、対策として最も手軽なのが「睡眠不足」の解消です。夏の暑さの中では深い眠りに入りにくく、眠れたとしても僅かな時間だけでは体力の回復は見込めません。質の良い睡眠を心がけることが夏バテ予防への第一歩です。
冷感の寝具や、汗が乾きやすい化学繊維の寝巻を取り入れてみたり、現代人に多い寝る前のスマートフォンやパソコンを少し控えるのも手。寝る間にコップ一杯の水を飲むことも睡眠中の脱水を防げて効果的です。
ダイエットとは一見関わりがないように感じるかもしれませんが、体力がなければ脂肪の燃焼も上手にできないのです。
「タンパク質」の不足が体調不良に繋がる
夏場に食べたいものといえば、喉ごしの良いそうめんなどの麺類、冷たいアイスクリームをあげる人が多いのではないでしょうか。
これら夏を代表する食品ばかりを摂取していると、栄養素が糖質に偏ってしまう傾向が。夏バテの原因の一つとしてもあげられるのが、栄養素の偏りです。
特に体を作る源となる栄養素「タンパク質」の摂取が減ってしまうと、筋肉や血液が作れなくなり、精神面でも倦怠(けんたい)感を感じやすくなるといった影響があります。
例えばそうめんには卵料理をプラスしてみたり、麺類でも野菜やお肉を具材として使用した冷やし中華にしてみるなど、栄養素が満たせるような一工夫も大切です。
アイスクリームもタンパク質とカルシウムが豊富なフローズンヨーグルトに変えるなど、おやつの一工夫でもダイエットをサポートすることができます。
<関連ページ>
・糖質の種類と効果
・タンパク質について詳しく
・カルシウムの栄養効果
今回は、夏場に多いダイエット中のトラブルとして、夏バテを防ぐためのポイントを2つ紹介しました。次回は、夏バテが進行してしまった時に考えられるトラブル、「貧血」について解説します。
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