2017年4月27日更新

【ダイエット基礎⑨】ダイエットのよくある質問を解説!その2

今回も前回に引き続き、ダイエットでのよくある質問を解説。特に今回は、女性特有の悩みである月経前の不調について取りあげていきます。

【ダイエット基礎⑨】ダイエットのよくある質問を解説!その2

Q.月経前には食欲増加や倦怠(けんたい)感による運動不足で、ダイエットが停滞してしまいます。何か対策はないですか?

A.
多くの女性が悩んでいるであろう月経前の不調。抑えきれないほどの食欲が湧いてきたり、体を動かすのが億劫(おっくう)になったりするなど、ダイエットが上手くいかない原因の一つでもあります。

いわゆる「月経前症候群(通称PMS)」は、この時期に分泌される女性ホルモンによる作用が原因であるといわれています。

これらの程度は人によってさまざまですが、この時期の体の傾向を掴むことで症状を軽減させることができる可能性があるのです。

今回は、特にダイエットに関連の強い2つの体の特徴について説明します。

<関連ページ>
月経前症候群(通称PMS)について

1. 「むくみ対策」でダイエットのモチベーションをキープ!

一つ目は、月経前の体は水分を溜めこみやすく、むくみやすいということ。食事をセーブしているのに、思うように体重が減らなかったり、洋服がきつく感じたりすることはないでしょうか。

むくみによって急激なサイズアップや体重増量がみられることもあり、見た目はもちろんですが、ダイエットに取り組むモチベーションが下がることにもつながってしまいます。特に気分が落ち込みやすい月経前、精神面でのダメージはできるだけ避けたいもの。


むくみ対策を行って、少しでも月経前をスッキリと過ごせるよう工夫しましょう。塩分を多く使用するのは控え、出汁や香辛料などを効かせて風味の高い食事に。アルコールやカフェインを含む飲料は普段よりも頻度を低くするのも良いでしょう。

その他、血行を促してくれるビタミンEを含む食品、老廃物や水分の排出を促すカリウムを含む食品を積極的に取り入れてみるのも効果的です。

<関連ページ>
ビタミンEの栄養効果
カリウムの栄養効果

2. 「インスリンの作用低下」には血糖値をゆるやかに保つ工夫を

二つ目が、特に月経前に分泌されるプロゲステロンという女性ホルモンによって血糖値を下げるインスリンの作用が低下するということ。

結果、血糖値を正常に保つため、月経前には普段よりもインスリンを多く分泌させる必要があるので、血糖値のコントロールが普段よりも難しくなるといわれているのです。

月経前の過食を防ぐためには、血糖値を急激に上昇・下降させる食品は控え、血糖値をゆるやかに上昇・下降させる食品を選びましょう。

血糖値コントロールのための食事方法については以前から解説している通りですので、月経前こそぜひ取り入れていただくことをおすすめします。

<関連ページ>
【ダイエット基礎④】血糖値コントロールについて


月経前は体の不調からか、何事もやる気が起きないこともありますよね。そんな時には思い切って休養をとって普段よりも自分を労わることも大切です。

また、反対に軽く運動をすることで血行が良くなり、体調が好転するパターンもあります。月経前には、体にとって心地良いこととは何かを考えるきっかけにしてみるのも良いのかもしれませんね。

次回は、ダイエット基礎の最終回として、ダイエットをより手軽に行うためのポイントを解説します。







この記事を書いた人
ライフミール栄養士
ライフミール栄養士

編集部

ライフミール所属の栄養士です。 私たちは、「正しく、美味しい食生活」を少しでも多くの方に送って頂けるように、まずは正しい判断基準を持つための基礎的な栄養学に始まり、楽しく興味を持って頂けるようなコンテンツの提供や、専門性の強い研究テーマまで幅広い情報を発信してまいります。