【ダイエット基礎⑤】体脂肪の種類を知ってダイエット方法を決めよう!
体脂肪には大きく分けて2つの種類があり、それぞれにアプローチの方法が異なることをご存じでしょうか。今回は、2つの体脂肪の種類について解説します。
- 1.栄養士が教える「間違ったダイエット」と正しい食事方法
- 2.健康的に痩せよう!正しいダイエットの目標の立て方 前編
- 3.健康的に痩せよう!正しいダイエットの目標の立て方 後編
- 4.一日に必要なエネルギー量の計算方法
- 5.血糖値コントロールでダイエットを成功させよう
- 6.体脂肪の種類を知ってダイエット方法を決めよう
- 7.体脂肪別!内臓脂肪型肥満のダイエット方法とは?
- 8.体脂肪別!皮下脂肪型肥満のダイエット方法とは?
- 9.ダイエットに関するよくある質問を解説!
- 10.ダイエットのよくある質問を解説!その2
- 11.ダイエットをより手軽に行うためのポイント!
体脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2つがある
ダイエットの目的は、脂肪を減らして美しい体を作ることですよね。ただ闇雲に食事を減らしたり、激しい運動をしても、皆が皆同じようにダイエットが成功するというわけではないのです。その理由が、体脂肪の種類にあったアプローチをしているかどうか。
人の体脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2つの種類があり、それぞれに全く異なる性質があるのです。自分自身の体の体脂肪はどちらなのか、簡単にチェックすることができるのでぜひ確認してみてくださいね。
1. 「内臓脂肪型肥満」はリンゴのような体型が特徴
まずご説明するのが「内臓脂肪型肥満」。内臓脂肪とはその名の通り内臓の周囲に蓄積した脂肪のことで、腹部に集中しやすいという傾向があります。
いわゆるメタボ体型と呼ばれるのがこのタイプで、リンゴのように中心が丸いのが特徴です。
内臓脂肪は生活習慣病とも密接にかかわっているといわれており、特に注意が必要な体脂肪。ですが“つきやすく落としやすい”という特徴もありますので、正しいアプローチ方法さえ理解できれば着実にダイエットは成功へと近づきます!
2. 「皮下脂肪型肥満」は洋ナシのような体形が特徴
次に「皮下脂肪型肥満」です。こちらは下腹部から下半身を中心に脂肪が蓄積した洋ナシのような体型が特徴です。この皮下脂肪は体温の維持などの役割があり、体が冷えやすい女性に多い傾向があります。
内臓脂肪とは異なり、落としにくい特徴があるため、しっかりと運動を併用してダイエットに臨む必要があります。体質の改善もポイントの一つですので、より長い目で見たダイエットの計画が重要ですね。
共通していることは「エネルギーの摂り過ぎ」と「運動不足」
内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満は、それぞれダイエットにおけるアプローチは異なりますが、共通していることは「エネルギーの摂り過ぎ」と「運動不足」。
現在の食生活や生活習慣を見直すことは大前提で、どちらか一方だけに気を付ければ良いというわけではありません。
次回からは、それぞれの脂肪のダイエット方法を解説します。まずは「内臓脂肪」を落とすための食事と運動について詳しく説明します。
- 1.栄養士が教える「間違ったダイエット」と正しい食事方法
- 2.健康的に痩せよう!正しいダイエットの目標の立て方 前編
- 3.健康的に痩せよう!正しいダイエットの目標の立て方 後編
- 4.一日に必要なエネルギー量の計算方法
- 5.血糖値コントロールでダイエットを成功させよう
- 6.体脂肪の種類を知ってダイエット方法を決めよう
- 7.体脂肪別!内臓脂肪型肥満のダイエット方法とは?
- 8.体脂肪別!皮下脂肪型肥満のダイエット方法とは?
- 9.ダイエットに関するよくある質問を解説!
- 10.ダイエットのよくある質問を解説!その2
- 11.ダイエットをより手軽に行うためのポイント!