2017年5月16日更新

【調理学基礎⑤】正しい調理のための準備(計量と洗い方)

美味しく料理を作るためには、材料を正しく準備をすることが大切です。今回は、正しい調理のために欠かせない「計量」と食材ごとの「洗い方」について解説します。

【調理学基礎⑤】正しい調理のための準備(計量と洗い方)

今さら聞けない!?「重量」と「容量」の違い

レシピの材料欄を見ると、“大さじ” や “小さじ”、“g”などのさまざまな単位で食材の量が示されていますよね。ここで注意すべきなのが「重量」と「容量」の違いです。

重量は、gなどの重さを表したもの。これはお菓子などの細かい計量が必要なものに多く使われる表記で、調理のブレを防ぐためにもスケールを使って計量を行う必要があります。

容量は、大さじや小さじ、そして計量カップを用いたもの。調味料や液体はほとんどがこの表記になっていますよね。

調味料の小さじ・大さじあたりの重量(一部)

調味料名重量
小さじ (5ml)大さじ (15ml)
水・酢・酒5g15g
しょうゆ・みりん・みそ・塩6g18g
グラニュー糖4g12g
上白糖3g9g
4g12g


調味料の「重量」と「容量」を知っておくと便利

手元にスケールがない時、また反対に大さじや小さじ、計量カップがない時に便利なのが、よく使う調味料の「重量」と「容量」をある程度知っておくこと。

最近のレシピは2人分の表記が多くなっていますから、大人数分を作りたい時や道具に限りがある時、計量の時間を短縮できて便利なのです。日常的に料理をする方は、覚えておいて損はありませんよ!



水洗いして良いものと悪いもの

計量が終わったら、次に食材の汚れを落としましょう。

基本的にはしっかりと汚れを落とすことが原則ですが、栄養成分の中には洗いすぎによって水中に流れ出てしまうものもあるので、洗い方を知っておくことも重要です。


例えば、野菜や果物は農薬が表面に付着している場合があるため、しっかりと水洗いをする必要がありますが、きのこ類はうま味が水分中に流出しやすいため、手早く水で洗います。

最近はスーパーなどに陳列されているものはすでに洗浄されているものも多いので、軽く表面をペーパーで拭う程度でも大丈夫な場合もあります。


その他、加工によって洗い方が異なるものもあります。魚は丸のままであったら流水で洗い、しっかりと全体を冷水で洗う必要があるのですが、切り身の場合には洗う必要はありません。

どうしても面倒になってしまいがちな洗う作業ですが、その後の料理の美味しさに影響があることもありますので、最初の準備こそ丁寧に行ってみてください。

今回は、正しい調理のための準備として「計量」と「洗い方」について解説しました。次回はさらに一歩進み、食品の戻し方や下処理の方法を解説します。





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ライフミール栄養士
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編集部

ライフミール所属の栄養士です。 私たちは、「正しく、美味しい食生活」を少しでも多くの方に送って頂けるように、まずは正しい判断基準を持つための基礎的な栄養学に始まり、楽しく興味を持って頂けるようなコンテンツの提供や、専門性の強い研究テーマまで幅広い情報を発信してまいります。