9月18日は敬老の日。身体に優しい食事を作っておじいちゃんおばあちゃんを喜ばせよう!
もうすぐ敬老の日ですne!日頃の感謝の気持ちを込めてご馳走を作る方も多いのではないでしょうか?せっかく作るのならば、おじいちゃんやおばあちゃんの体によいものを作りたいもの。そこで、ご高齢の方に嬉しい栄養成分が入った食材を使ったご馳走レシピをご紹介致します。
ご高齢の方に優しい栄養成分とは?
いつまでも丈夫で・・・「たんぱく質」「カルシウム」
ご高齢の方は消化吸収能力の低下や食欲の低下により、必要なエネルギーや栄養素が不足してしまうことがあります。特に気をつけたいのが、たんぱく質とカルシウムです。
たんぱく質は私たちの体を作る成分です。不足すると筋力が低下し体力も低下してしまうことがあります。またご高齢の場合、筋力が低下してしまうと転びやすくなるので注意が必要です。
タンパク質についての詳しい記事はこちら
カルシウムは骨や歯を作っている成分です。不足すると骨粗鬆症の原因となります。
特にご高齢の方は骨折が寝たきりの要因になってしまうので注意が必要です。たんぱく質は肉・魚・たまご・大豆製品に、カルシウムは乳製品、小魚に、鉄分はレバー、あさり、ひじきに多く含まれています。
カルシウムについての詳しい記事はこちら
快適な毎日を!「食物繊維」
高齢になると腸の動きが鈍くなったり、筋力が低下したりして排便がうまくできずに便秘になってしまうことがあります。
またお薬を飲まれている方の割合も多くなり、副作用によって便秘に悩まされている方もいらっしゃいます。
食物繊維を摂取することで、腸の動きが活発になり便秘を予防することが期待できます。
食物繊維は野菜、きのこ、海藻類に多く含まれています。
食物繊維についての詳しい記事はこちら
敬老の日に送りたい!ご馳走レシピ
①そぼろの寿司ケーキ
たんぱく質豊富なたまご、鶏肉と食物繊維豊富なごぼう、きのこを華やかな寿司ケーキ仕立てにしました。
【材料】※作りやすい分量
・ごはん300g
・すし酢 大さじ3
・人参 半分
・ごぼう 5cm程度
・きんぴら用調味料(醤油・みりん各小さじ1)
・鶏ひき肉 100g
・鶏そぼろ用調味料(すりおろし生姜小さじ1、醤油小さじ1半、みりん・砂糖各小さじ1)
・たまご 2個
・いりたまご用調味料(砂糖大さじ1、塩少々)
・油 適量
・飾り用野菜(ゆでたさやいんげんなど)
【作り方】
① ごはんにすし酢を混ぜる。
② 油をしいたフライパンで千切りにした人参、ごぼうを炒め、きんぴら用調味料で味付けをする。
③ フライパンに油を薄く敷き、鶏肉を炒め、鶏そぼろ用調味料で味付けをして汁けがなくなるまで炒める。
④ フライパンに油を薄く敷き、いりたまご用調味液を混ぜたたまごを炒める。
⑤ ケーキ型にラップを敷き、半面に③の鶏そぼろ、半面に④のいりたまご(半量)を敷き詰める。
⑥ ⑤の上に①のすし飯(半量)→きんぴら(飾り用に少し残しておく)→いりたまご(残量)→すし飯(残量)をのせ、上から軽く押さえてなじませる。
型から取り出し(鶏そぼろといりたまごの面が上になる)、飾り用野菜や残しておいたきんぴらで飾る。
②豆腐グラタン
お肉はやっぱり苦手という方には、お豆腐もおすすめ。カルシウムやたんぱく質豊富なチーズ、食物繊維豊富なきのこと合わせてご馳走グラタンに。
【材料】※2人前
・絹ごし豆腐1丁
・きのこ 100g程度
・味噌 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1半
・明太子 大さじ1
・ピザ量チーズ 適量
・飾り用 海苔、あさつきなど
【作り方】
① 豆腐は水気をよく切ってつぶしておく。
② きのこは食べやすい大きさにカットする。
③ ①に味噌、マヨネーズ半量、きのこ(飾り用に少し残しておく)を混ぜ、油をしいた耐熱容器に入れる。
④ マヨネーズ半量と明太子を混ぜる。
⑤ ③にピザ用チーズ→残しておいたきのこ→④の明太マヨの順にのせ、オーブントースターで10分~15分程度焼く。(※加熱時間は機種により加減してください。)
⑥ 飾り用の海苔、あさつきなどをのせる。