便利なミックスビーンズ!体に嬉しい理由を解説

サラダのトッピングなどに使われるミックスビーンズ。最近ではレトルトパウチなどもスーパーに並んでいますね。そこで、ミックスビーンズの中身は一体どんな豆なのか、含まれる栄養素やおすすめの食べ方とともにご紹介致します。

便利なミックスビーンズ!体に嬉しい理由を解説

ミックスビーンズの中身とは?

製品によって違いがあるものの、ミックスビーンズの中身は赤インゲン豆、青えんどう豆、ひよこ豆の3種類であることが多いようです。この3種の組み合わせだと、異なる食感や味が楽しめますし、白・緑・赤で彩りもよくなります。

その他、大豆や白インゲン豆などがプラスされている製品もあります。

それぞれの豆の特徴と含まれる栄養素とは?

1. 赤インゲン豆(レッドキドニー)

赤インゲン豆は金時豆の仲間で、別名レッドキドニーとも言います。小豆色をしていますが、この赤い色素はアントシアニンという成分によるものです。アントシアニンの他、鉄分、カルシウム、不溶性食物繊維を豊富に含んでいます。

アントシアニン

アントシアニンは赤い色素でポリフェノールの1種です。がんや老化の原因となる活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があります。

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アントシアニンの栄養効果
ポリフェノールについて

細胞に酸素を運ぶ赤血球の材料となります。また代謝をサポートする様々な酵素の材料にもなっています。女性は月経により鉄分が失われる為、特に意識して摂取したい栄養素です。

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鉄の栄養効果

カルシウム

骨や歯の原料となる他、神経の伝達や血液の凝固(血液を固めて止血すること)にも必要な栄養素です。男女問わず日本人に不足している栄養素です。

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カルシウムの栄養効果

不溶性食物繊維

食物繊維には水に溶けやすい水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

不溶性食物繊維は、便のかさを増して腸の蠕動(ぜんどう)運動(便を送り出す動き)を活発にする働きがあります。その為、便秘の改善・予防が期待できます。

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食物繊維の種類と効果

2. 青えんどう豆(マローファットピース)

青えんどう豆は別名マローファットピースとも言います。えんどう豆の1種でさやが硬いタイプのものの実を乾燥させたものです。

同じえんどう豆の仲間にグリーンピースやさやえんどうなどがあります。ビタミンB1、銅、モリブテンを多く含みます。

ビタミンB1

糖質の代謝をサポートする働きがあります。ビタミンB1を摂取すると効率よくエネルギーが作られるので、疲労回復が期待できます。

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糖質の栄養効果
ビタミンB1の栄養効果

血液を作る時に鉄を効率よく使えるようにする働きがあります。また骨を作るのを助ける働きもあります。

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銅の栄養効果

モリブテン

代謝に関わる酵素の成分になっています。尿素を作る働きもあります。

3. ひよこ豆(ガルバンゾー)

ひよこ豆は別名ガルバンゾーとも言います。栗のようなほくほくした食感からくり豆と呼ばれることもあります。ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、カリウム、銅、モリブテンを多く含みます。

ビタミンB6

タンパク質の代謝をサポートする働きがあり、筋肉を作るのには欠かせない栄養素です。皮膚や髪を健やかに保つ働きもあります。

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タンパク質の栄養効果
ビタミンB6の栄養効果

葉酸

細胞が分裂する時に必要な栄養素です。細胞分裂が活発な胎児で特に必要なため、妊娠の可能性のある女性は特に積極的に摂りたい栄養素です。また赤血球を作るのにも必要な栄養素であり、不足すると貧血になることもあります。

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葉酸の栄養効果

カリウム

ナトリウムの排出を促す働きがあります。ナトリウムは高血圧やむくみの原因となっているので、カリウムを摂取することでこれらの解消が期待できます。

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ナトリウムの栄養効果
カリウムの栄養効果

マグネシウム

カルシウムとともに骨を作るのに欠かせない栄養素です。様々な酵素の構成成分にもなっており、代謝をサポートする働きもあります。

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マグネシウムの栄養効果
カルシウムの栄養効果

ミックスビーンズのおすすめの食べ方とは?

サラダにするならば、ハムときのこをプラス!

ミックスビーンズ自体、様々な栄養素が含まれていますが更にバランスを良くしたいのならばハムなどのたんぱく源ときのこをプラスするのがおすすめです。

ハムなどの肉類は、ミックスビーンズに含まれる鉄分の吸収を良くする働きがあります。

また、きのこのビタミンDはミックスビーンズに含まれるカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

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鉄の栄養効果
ビタミンDの栄養効果
カルシウムの栄養効果

加熱するなら煮込みで!

ミックスビーンズに含まれるアントシアニンやビタミンB群、カリウムは水に溶けやすい性質があります。その為、加熱をするならば溶けてしまった成分をしっかり摂取できるよう煮込み料理がおすすめです。

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ビタミンB群
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カリウムの栄養効果

この記事を書いた人
永吉 峰子
永吉 峰子

管理栄養士

管理栄養士の資格取得後、今まで管理栄養士と接点の少ない方との懸け橋になりたいと大手小売業に入社し、店長や商品開発を担当する。 その後、より直接的に多くの方に健康に関する情報をお届けするべく独立し、執筆活動や健康相談を行っている。テーマは「身近な管理栄養士」