2017年5月30日更新

日本では馴染みのない食材“ビーツ”の栄養効果とは?

カブのような形をしているビーツは皮、果肉の全てが紫色をしている野菜です。欧米やフランスでは一般的な食材として使用されており、ロシア料理の“ボルシチスープ”はビーツの代表的な料理です。

このビーツは栄養素が豊富に含まれているため、今、世界から注目されている食材の一つです。

日本では馴染みのない食材“ビーツ”の栄養効果とは?

ビーツの栄養素

ビーツはビタミン、ミネラルが豊富に含まれているため“飲む血液”とも呼ばれており、中でも、カリウム、ポリフェノール、食物繊維が多く含まれています。

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カリウムの栄養効果
ポリフェノールの種類と栄養効果
食物繊維の種類と効果

カリウム

ミネラルであるカリウムは体内で作ることができないため食材からの摂取が重要となっています。食事からカリウムを摂取することにより、体内中の余分な塩分は尿を介して外に排出してくれます。

塩分は水を引き寄せる力があるため、塩分が尿を介して外に排出される際に、体内の水分も一緒に外に出ていくため、カリウムは塩分、むくみが気になる方にオススメです。

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カリウムの栄養効果

ポリフェノール

ビーツの紫色色素成分であるポリフェノールの一種、ベタシアニンには強い抗酸化作用を持っており、この抗酸化作用は体の中の機能を錆びつかせないようにする働きがあります。

そのため、ポリフェノールは動脈硬化や生活習慣病の原因の一つである活性酸素の発生を抑え、血液ドロドロ、糖尿病、脂質異常症の予防や抑制に働きます。

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ポリフェノールの種類と栄養効果

食物繊維

ビーツには不溶性食物繊維が多く含まれています。この不溶性食物繊維は便のカサを増やすことで、腸壁を刺激して腸の働きを活発にして便秘の解消に働きかけます。

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食物繊維の種類と効果

ビーツの入手方法

日本ビーツは北海道、茨城、長野で栽培されていますが、まだ日本でのビーツの認知度は低く、海外からの輸入がほとんどとなっています。

そのため、生のビーツを陳列してあるスーパーマーケットが少ないのが現状ですが、カルディや成城石井にはビーツの水煮缶や酢漬けの瓶が販売されているため年中ビーツを購入することができます。

また、これらは1缶300円ほどで購入でき、缶や瓶のビーツは下処理もすでにされているため蓋(ふた)を開けたら、そのままサラダの材料として使用することや、メイン料理の添え物してプレートを彩るのもこれらの商品を使用することで簡単に行うことができます。

<出典リンク>
ビーツの商品(KALDIのページに飛びます)

ビーツの簡単おすすめレシピ

ビーツのポタージュ

ビーツをポタージュにすることで、硬いものを食べることが難しい老人やお子様も簡単にビーツを食べることができるメニューです。また、ビーツを丸ごと調理しているためビーツの豊富な栄養素を簡単に摂取することができます。

<出典リンク>
ビーツのポタージュのレシピ(Nadiaのページに飛びます)

焼き鳥とビーツのポテトサラダ

ビーツ缶を使用したレシピです。主にビーツからの食物繊維、鶏肉からのタンパク質、ジャガイモからの炭水化物源を摂取できるため栄養バランスがよく、このサラダだけでもボリュームがある一品です。

<出典リンク>
焼き鳥とビーツのポテトサラダのレシピ(キューピー3分クッキングのページに飛びます)


まだ、日本では馴染みが薄いビーツですが、サラダ、スープと様々な食事に利用できる栄養素の高い食材なのでぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
熊本 千恵
熊本 千恵

管理栄養士・登録販売者

管理栄養士の資格を取得後、栄養と薬について学ぶため大学院へ進学。その後、薬局の管理栄養士として働き、現在は海外での栄養学を学ぶためにカナダに留学中。日々、英語のさらなるスキルを得るために学校で勉強中の傍ら、趣味のトロンボーンをカナディアンに混ざって演奏している。