2017年5月5日更新

立夏(二十四節気):2017年5月5日〜5月20日

暦上では夏が始まる日とされます。気温が高くなり、日差しにも力強さがでて夏の気配を感じる機会が増えてきます。晴れの日が多く天候が安定しているため、レジャーには最適の季節です。また、夏の準備をするにも適しているので、梅雨を迎える前に済ませるといいでしょう

立夏(二十四節気)

初候

蛙始鳴:かわずはじめてなく
田んぼや草むらから蛙の声が聞こえてくる頃です。生き物たちが活発に動き出し、日差しも段々と強くなってきます。

次候

蚯蚓:きゅういん(みみず)いずる
みみずが地上に出てきてあちらこちらで目につくようになります。みみずは土壌の腐敗物を分解し土を肥やすため、畑に必要不可欠でな存在です。

末候

竹笋生:たけのこしょうず
筍が生えて来る頃です。春の味覚として食べられる筍は「孟宗竹」という外来種ですが、ここでは「真竹」の筍を指していると言われています



立夏(りっか):旬な食材

苺(いちご)

イチゴに多く含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助け美肌効果があります。

ビタミンCは熱に弱いので新鮮なうちに生で食べることで効果的にビタミンCが摂取できます。また、疲れ目の改善や視力低下を防ぐアントシアニン(ポリフェノールの一種)や、整腸作用があるペクチン(食物繊維)が含まれています。

<多く含まれる栄養素>
ビタミンC
アントシアニン
ペクチン(食物繊維)



アスパラガス

βカロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンÇ,ビタミンEやミネラルを含む栄養価の高い野菜です。

アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を多く含み、疲労回復や新陳代謝を高める効果があります。

また、穂先に含まれるルチンは血行をよくするため冷え性の改善や高血圧を予防する働きがあります。

<多く含まれる栄養素>
βカロテン
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
ビタミンE
ルチン(ビタミンP)
葉酸



新じゃがいも

保存期間が短いため、ビタミンCが豊富なのが特徴です。

でんぷんがあるため加熱してもビタミンCの損失が少ないですが、皮ごと調理することでより損失を防ぐことが出来ます。

カリウムも多く含まれ、体外に塩分を排出するため、むくみや生活習慣病の予防になります。

<多く含まれる栄養素>
ビタミンC
カリウム



筍(たけのこ)

たけのこの独特の味はアミノ酸の一種であるチロシンによるもので、茹でた際に出来る白い粒の正体です。

やる気を高めるドーパミンの原料となり、疲労回復に効果があります。食物繊維を多く含むため便秘の改善や、老廃物などの排出を促します。

さらに、低カロリーでタンパク質やビタミン類などの栄養素を含むことからダイエット食としても注目されています。

<多く含まれる栄養素>
食物繊維
チロシン
カリウム



鰹(かつお)

初カツオはさっぱりとして引き締まっているのが特徴です。高タンパクで低脂肪のうえ、血液をさらさらにするEPAや脳を活性化するDHAを多く含みます。

血合いには、鉄分やビタミンB郡、タウリンが多く含まれ、疲労回復や体力向上に効果があります。特にビタミンB12の含有量は魚の中ではトップクラスです。

<多く含まれる栄養素>
ビタミンB12
タウリン
EPA | DHA
必須脂肪酸



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編集部

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