2017年2月20日更新

果糖(フルクトース)の効果と摂取上の注意点について

果糖は単糖類の1種で、果汁に多く含まれる事から果糖と呼ばれ、フルクトースとも呼ばれています。糖類の中で最も甘みが強く、果物や蜂蜜に多く含まれています。

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果糖の効果と摂取上の注意点について

果糖(フルクトース)の性質と働き

果糖(フルクトース)は、ブドウ糖、ガラクトースと同じ単糖類の1種で、消化酵素でそれ以上分解されない1個の糖で出来た物質です。

吸収された後、肝臓にあるフルクトキナーゼという酵素によって分解され、エネルギーとして利用され、一部は脂肪酸や中性脂肪の合成に利用されます。


また、果糖が直接的に血糖値を上げることはありませんが、肝臓で糖新生により、ブドウ糖に変換され、エネルギーとして利用されています。

関連ページ:ブドウ糖について | ガラクトースについて

果糖(フルクトース)を多く含む食品

りんご、梨、びわ、葡萄(ぶどう)などの果物や、蜂蜜などに多く含まれています。

果糖(フルクトース)の摂取と食べ合わせ

果糖を多く含む果物は、ビタミンやミネラル、食物繊維等を含み、栄養補給にもなりますが、果糖の摂り過ぎは肥満を招く原因ともなるので、食べ過ぎないように注意しましょう。

また果糖は、冷たい状態で砂糖の1.5倍程甘く感じるので、果物を食べる時は少し冷やして食べると少量で満足感が得られ、食べ過ぎを防ぐ事が出来ます。

関連ページ:ビタミンについて | ミネラルについて | 食物繊維について

果糖(フルクトース)の過剰症、欠乏症

果糖は体内で脂肪に合成されやすい特徴を持っており、果糖の摂り過ぎは、肝臓に脂肪が蓄積され、高中性脂肪血症、高尿酸血症、肥満を引起こす可能性があります。

果糖は、果物や市販の清涼飲料水や加工食品にも含まれており、現代ではまず不足しません。

果糖(フルクトース)の関連ワード

糖新性

空腹時など、糖質が不足すると、人体を構成する体タンパク質や体脂肪が分解され、アミノ酸等から、ブドウ糖を作り出して、血液中に供給されエネルギー源として充当されます。



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ライフミール栄養士
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編集部

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