2017年6月13日更新

毎日の習慣に!発酵食品の効果とは(後編)

酵母やカビなど、微生物の働きによって作られる発酵食品には、アンチエイジングや整腸作用など、体の内側から綺麗になれる栄養素がたくさん。後編では発酵食品を作る微生物や身の回りの発酵食品など、さらに詳しくご紹介します。

今日から発酵食品を食べることを毎日の習慣にしていきましょう。

毎日の習慣に!発酵食品の効果とは(後編)

発酵食品を作る主な微生物

種類名称役割
酵母酵母菌糖を分解し、二酸化炭素とアルコールを出す菌
カビ麹(こうじ)菌穀物を加熱したときに繁殖する糸状菌
細菌乳酸菌糖分を分解して乳酸をつくる菌
酢酸菌アルコールを酢酸に変える菌
納豆菌稲わらに生息し、大豆のタンパク質を分解する菌


酵母

酵母菌

糖を分解し、二酸化炭素とアルコールを出す菌で空気中や土壌、野菜の表面などいたるところに生息しており、パン、味噌、醤油、ワイン、日本酒などの発酵食品に用いられます。

酵母菌について詳しくはこちら

カビ

麹菌

米や大豆など、穀物を加熱したときに繁殖する糸状菌(カビ)の一種で、味噌、醤油、日本酒、本みりんなどに用いられます。

細菌

乳酸菌

糖分を分解して乳酸をつくる菌で腸内に住む善玉常在菌でもあるので、摂取によって腸内環境を改善することが可能です。具体的にはヨーグルト、チーズ、味噌、醤油などに用いられています。

<関連ページ>
乳酸菌の栄養効果

酢酸菌

アルコールを酢酸に変える菌の総称で、日本酒から米酢、ワインからワインビネガーなどお酒の数だけあります。酢、ナタデココなどの発酵食品に用いられています。

納豆菌

稲わらに生息する細菌です。納豆は蒸した大豆に納豆菌を付着させることで、納豆菌が大豆のタンパク質を分解することで出来ます。納豆菌は納豆で有名です。

<関連ページ>
タンパク質について詳しく

原材料表示で本物を見分けよう

一般的に発酵食品と言われる食材の中にも、きちんと発酵されているものと余分な添加物などが加えられたものとがあります。

それを見極めるためにも、食材を買う前には必ず表示の原材料名を確認してみましょう。 例えば、きちんと発酵されている穀物酢の原材料は”米”だけです。

またみりんでは本みりんは酒類に分類されますが、みりん風調味料は甘味調味料として調味料類に分類されます。できるだけ原材料名がシンプルなものを選ぶのがポイントです。

発酵食品の食べ方、続け方

そのまま食べる

栄養補助食品、嗜好品はこの食べ方がオススメです。チーズや納豆、ぬか漬けやキムチといった漬物類はそのままで食べる発酵食。買い置きしておいて、献立にすぐ登場させられるのが最大の魅力です。

調味料として使う

旨味、甘みの添加や、塩や砂糖の代用としてこの使い方があります。発酵食ならではの美味しさは様々な料理に活かすことができます。

漬ける

酵素の働き、分解を目的とした発酵食料理の代表的な使い方です。漬けることで酵素が働き、漬けた食材が分解され、旨味や栄養価が増します。漬けた後に焼いたり揚げたり、煮たりすることもあります。

まとめ

いわゆる和食に多用される味噌や醤油、みりんをはじめ発酵食品はかなり身近にあり、私たちに欠かせないことがわかりましたでしょうか。

ただ美味しいだけではない発酵食品ですが、最近では、自宅でも手軽に作りやすい温度管理と時間管理ができる器具なども安価で売っていたりします。 そのような便利なものも使って、発酵食品を毎日の習慣にして健康な食生活を目指していきましょう♪



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食生活をより良くする「ライフミール」を運営する編集部です。 生きるために欠かせない食事ですが、食事の役割はそれだけではありません。食事を見直すことで人生にプラスとなるような情報を配信していきます。