2016年12月21日更新

冬至(二十四節気): 2016年12月21日〜2017年1月4日

一年で一番昼が短くなります。冬至の日は一陽来復とも呼ばれ、この日を境に運気が上昇するとされています。運気が入る前に、ゆず湯に入り身を清めます。おわりに「ん」のつく食べ物である、南京(かぼちゃ)、れんこん、人参、銀杏、キンカン、寒天、うどんは冬至の七種と呼ばれ、これらを食べて運を呼び込みます。

冬至(二十四節気): 2016年12月21日〜2017年1月4日

初候

乃東生:なつかくれくさしょうず
乃東は靫草(うつぼぐさ)のことで、この時期に芽を出し夏に枯れることから「夏枯草」とも呼ばれます。古くから生薬として用いられ、利尿、消炎作用があるとされています。

次候

麋角解:おおしかのつのおつる
オス鹿の角が生え変わる頃です。春に生え始める新しい角は血管が通っていますが、秋頃になると徐々に硬くなり、この時期に根本から取れます。

末候

雪下出麦:せつかむぎいづる
雪の下で麦が芽を出す頃です。秋に種をまいた麦は、この時期に芽を出して初夏に収穫されます。お正月にあたるこの時期はまさに「お芽出たい」ですね。



冬至(とうじ):旬な食材

水菜(みずな)

緑黄色野菜の京野菜です。ビタミンCを多く含み、美肌効果や免疫力を高め風邪予防に効果があります。食物繊維も豊富で、便秘の解消や大腸がんを予防する働きがあります。

また、カルシウムの含有量は野菜の中でもトップクラスです。骨や歯を形成し、骨粗鬆症の予防に効果があります。

多く含まれる栄養素:ビタミンC | 食物繊維 | カルシウム

人参(にんじん)

βカロテンを多く含む緑黄色野菜として有名です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、鼻やのどの粘膜を正常に保つため風邪を予防し、美肌効果があります。また、抗酸化作用も強く、がんの予防やアンチエイジング効果があります。

βカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率がアップするので、油で炒めたり、ドレッシングをかけるなどするといいでしょう。ペクチンという食物繊維の一種を含み、腸の調子を整え便秘を予防します。

多く含まれる栄養素:βカロテン | 食物繊維 | 便秘の食事対策

柚子(ゆず)

ビタミンCを多く含み、シミやソバカスを予防し美肌効果がある他、免疫力を高める働きがあります。疲労回復効果のあるクエン酸やリンゴ酸も多く含みます。

柚子の香りの成分はリモネンという成分で、血液の流れを促して身体を温めるため冷えを解消し、保湿効果があります。

多く含まれる栄養素:クエン酸 | ビタミンC | 冷え性の食事

鱈(たら)

低脂肪で高タンパクな食材で、子供からお年寄りまで幅広く食べることができます。

旨味成分であるイノシン酸やグルタミン酸が豊富で、血行を良くするため、鍋やシチューなど冬にぜひ食べたい食材です。

ビタミンDを豊富に含み、カルシウムやリンの吸収を助ける働きがあり、骨や歯の成長を促進します。

多く含まれる栄養素:ビタミンD | カルシウム | リン

帆立(ほたて)

高タンパクで低カロリーの食品です。ホタテに多く含まれるタウリンは栄養ドリンクの成分に使われることも多く、疲労回復やストレス解消に効果があります。

その他、血中コレステロールを低下させ、動脈硬化や脳卒中などを予防します。また、亜鉛は免疫力の向上やホルモンバランスを整える働きがあります。

多く含まれる栄養素: タウリン | 亜鉛

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編集部

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