6月6日は梅の日 梅雨の時期に梅を取り入れたい理由と時短梅干しレシピ
6月6日は梅の日って知っていましたか?梅には梅雨の時期の体にぴったりの成分が含まれています。そこで梅を梅雨の時期に食べたい理由と、時短できる簡単梅干しレシピをご紹介致します。

梅の日って?
日本の古いお話に、干ばつで苦しんでいた際に6月6日に梅を神様に奉納したところ、大雨が降って飢えをしのぐことができたという伝説があります。
梅雨の由来はいくつかありますが、梅により降ったこの恵の雨を梅雨と呼んだことが梅雨の由来だという説もあります。この伝説にならい、6月6日が梅の日と制定されました。
梅雨の時期に梅が嬉しい理由
① 酸味で食欲増進!
梅雨の時期はジメジメしていて食欲が失われがちになります。そんな時に役に立つのが梅などの酸っぱいものです。人間の体は酸っぱいものを見ると唾液の分泌が活発になる反射が起こります。
唾液の分泌が活発になると、食べ物が入ってくると認識される為に胃液などの分泌も活発になります。すると消化・吸収がスムーズに行われる為、食欲が出てくると言われています。
② 梅干しクエン酸で疲労撃退!
梅雨の時期は気温差に体がついていけず、疲れがたまりがちになります。疲れは体内に溜った疲労物質によって引き起こされます。
梅の加工品、梅干しにはクエン酸という成分が含まれており、クエン酸は疲労物質を処理する為のエネルギーを作ることを助ける働きがあります。その為、梅干しを食べることで疲労回復効果が期待できます。
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・クエン酸の栄養効果
③ 酸っぱい梅干しで食中毒予防!
梅雨の時期は高温多湿で食中毒の原因菌が繁殖しやすい環境にあります。干しなど酸っぱいものは酸性の食品です。酸性の状況では細菌が繁殖できないことが多く、食中毒を予防することが期待できます。
梅雨の時期に特に食べたい時短!梅干し料理3選
梅干しは酸っぱいだけなく、塩分も含まれているので調味料代わりに使うことができます。また、肉や魚の臭みを消す効果もあります。そんな梅干しを使った時短レシピをご紹介致します。
1. 2分でできる!梅しそきゅうり
【材料】※2人前
・きゅうり 1本
・塩適量
・梅干し 1個
・大葉 2枚
【作り方】
① きゅうりは塩を刷り込み、3cm程度に切る。
② 大葉は千切りにする。
③ ポリ袋に①・②・種をとった梅干しを加え。すりこぎなどの棒でよくたたく。
2. お子様にもおすすめ!梅マヨサラダ
【材料】※2人前
・きゅうり 1/2
・大根 4cm程度
・人参 1/3本
・マヨネーズ 大さじ1
・梅干し小 1個
【作り方】
① 野菜はすべてスティック状にする。
② 梅干しは種をとってたたき、マヨネーズと和える。
*お野菜はお好みの野菜でOKです。お野菜だけでなく、肉や魚・きのこなどにもよく合います。ツナマヨに混ぜれば、お弁当にもおすすめなおにぎりの具にもなります。
3. レンジで簡単!チキンの梅ロール
【材料】※2人前
・鶏むね肉 1枚
・梅干し大 1個
・海苔 半分
・酒 少々
【作り方】
① 鶏肉に酒を振り、ラップの上にのせる。
② ①の中央部に海苔をのせ、種をとってたたいた梅干しを具にして巻き込む。この時ラップの端はしっかりととめておく。
③ ②を耐熱容器にのせ、600Wの電子レンジで5~6分加熱する。
④ 粗熱をとって切り分ける。
*加熱時間は機種によって加減してください。