2016年11月7日更新

立冬(二十四節気): 2016年11月7日〜11月21日

冬が始まる頃です。木枯らしが吹いたり、霜が降りたりと徐々に冬を感じる事が多くなってきます。本格的な寒さもすぐそこまで来ているので、冬の準備を進めていく時期です。インフルエンザなども流行りだすので、体調管理をしっかりしましょう。

立冬(二十四節気)2016年11月7日〜11月21日

初候

山茶始開:つばきはじめてひらく
山茶とは椿ではなくサザンカのことで、山茶花が咲き始める頃です。童謡の「たきび」では「さざんか さざんか さいたみち」と歌われ、古くから冬の花として親しまれていたことが伝わってきます。

次候

地始凍:ちはじめてこおる
大地が凍り始める時期です。夜の冷え込みが厳しくなり、霜柱がたったり、水たまりに氷が張ったりするようになります。「凍る」とは、氷が端から端まで張ることを言っていたそうです。初冠雪のニュースが届き出す頃でもあります。

末候

金盞香:きんせんかさく
水仙が咲く頃です。「雪中花」とも呼ばれ、お正月の飾りにも使われる花です。香水の原料にも使われ香りが強いため、香気が遠くまで届きます。水仙の甘い香りは鎮静作用があるためリラックス効果があるとされています。



立冬(りっとう):旬な食材

長ネギ

ネギ独特の臭みはアリシンという成分によるものです。

アリシンは、ビタミンB1の吸収を促進するため疲労回復に効果があります。また、アリシンには血行を促進し身体を温める効果があり、さらにネギオールという成分は殺菌作用があることから風邪の症状を和らげる働きがあります。

青い部分にはβカロテンやビタミンCも豊富に含まれ、皮膚や粘膜を丈夫にし、シミやソバカスを防ぐ効果があります。

多く含まれる栄養素:ビタミンB1 | ビタミンC | βカロテン

大根(だいこん)

ビタミンCを豊富に含み、皮膚や粘膜を健康に保つため風邪の予防に効果があります。

消化酵素の一種であるジアスターゼを含むため、消化を促進し胃もたれを解消する働きがあります。また、余分なナトリウムを排出する働きのあるカリウムを含み、むくみを予防します。

大根の辛味成分であるイソチオシアネートには、抗菌効果や血液をサラサラにする働きがありますが、成分が分解しやすいので食べる直前にすりおろすといいでしょう。

多く含まれる栄養素:ビタミンC

白菜(はくさい)

95%が水分と低カロリーな野菜です。食物繊維が豊富に含まれるため、整腸作用があり便秘を予防します。

ビタミンCも多く含まれ、シミやソバカスを予防し美肌効果がある他、免疫力を高め風邪を予防する効果があります。

ビタミンCは水溶性のビタミンなので、スープや鍋などで汁まで飲むと効果的に栄養を取ることが出来ます。

多く含まれる栄養素:食物繊維 | ビタミンC | 風邪予防の食事対策

蓮根(れんこん)

レンコンの粘り成分であるムチンは、胃の粘膜を保護し消化を促進する働きがあります。

また、ビタミンCを豊富に含み、加熱調理をしてもデンプンが保護するため組織が壊れにくいのが特徴です。

ビタミンCは粘膜や皮膚の健康を維持し、疲労回復や免疫力をアップする効果があります。

不溶性食物繊維が含まれるため、腸の蠕動運動を促進し便秘解消に働きますが、食べ過ぎると胃に負担をかけ、便秘を悪化させる事もあるので注意しましょう。

多く含まれる栄養素:食物繊維 | ビタミンC | 便秘の食事対策

鯖(さば)

必須脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含みます。

EPAは、悪玉コレステロールを低下させ、善玉コレステロールを増加する働きがあり、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に効果があります。

DHAは脳神経を活性化させ、老化防止や記憶力をアップする働きがあります。

多く含まれる栄養素: 必須脂肪酸 | EPA(IPA) | DHA

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編集部

ライフミール所属の栄養士です。 私たちは、「正しく、美味しい食生活」を少しでも多くの方に送って頂けるように、まずは正しい判断基準を持つための基礎的な栄養学に始まり、楽しく興味を持って頂けるようなコンテンツの提供や、専門性の強い研究テーマまで幅広い情報を発信してまいります。