2016年10月23日更新

霜降(二十四節気): 2016年10月23日〜11月6日

霜が降り始める時期です。日が短くなり、木々の紅葉が始まるので本格的な秋を感じられる頃。霜降から立冬までに吹く北風を「木枯らし」と呼びますが、そろそろ冬支度を始める時期です。小雨が降るごとに徐々に冬に近づいていきます。

霜降_二十四節気_2016年10月23日〜11月6日

初候

霜始降:しもはじめてふる
霜が降り始める時期です。朝晩の冷え込みが本格的になり、露から霜へと変わります。霜は風が穏やかで晴れた夜に降りやすく、空気中の水蒸気が冷え、氷の結晶になったものです。

次候

霎時施:こさめときどきほどこす
小雨が降ったり、青空がのぞいたりする頃です。パラパラと通り雨のように降っては止み、この時期の雨を「時雨(しぐれ)」と呼びます。「女心と秋の空」はこのような秋の変わりやすい天気からきた言葉だそうです。

末候

楓蔦黄:もみじつたきばむ
紅葉や蔦が色づいてくる頃です。北から南へ紅葉前線が下がり、赤や黄色など様々な色に染めていきます。気温が下がることで葉の中の色素が作用し色が変化していきますが、気温や紫外線などによって様々な色に染まります。



霜降(そうこう):旬な食材

カリフラワー

風邪を予防し免疫力を高める働きのあるビタミンCを多く含みます。カリフラワーのビタミンCは加熱に強く、シミやシワの予防にも効果があります。また、カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみの予防に効果があります。

さらに、MATS(メチルアリルトリスルフィド)という強い抗酸化作用をもつ物質を含み、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

多く含まれる栄養素:ビタミンC | カリウム

牛蒡(ごぼう)

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含みます。水溶性食物繊維は血糖値やコレステロールの上昇を防ぎます。不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を高めて便秘の予防改善をするだけでなく、発がん物質を排出する働きがあります。

ポリフェノールの一種であるタンニンやサポニンは、強い抗酸化作用を持ち、老化防止や血行の改善などの効果があります。

多く含まれる栄養素:食物繊維 | ポリフェノール

落花生(らっかせい)

成分の半分ほどを占める脂質のほとんどが不飽和脂肪酸で、リノール酸とオレイン酸です。これらは、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあります。

抗酸化作用を持つビタミンEを含み、老化防止効果や動脈硬化を予防します。また、血行を改善するため、冷え性や肩こりの予防にも効果があります。

カロリーが高く、アレルギーがでやすいので食べ過ぎには注意しましょう。

多く含まれる栄養素:必須脂肪酸 | ビタミンE | 冷え性の食事対策

林檎(りんご)

食物繊維の一種であるペクチンを含み、コレステロールの吸収を阻害し、血糖値の上昇を抑える効果があります。また、腸内の善玉菌を繁殖し腸の調子を整え、蠕動運動を促す為、便秘や下痢を解消します。

リンゴポリフェノールには、美白やアンチエイジング効果、免疫力アップや老化防止効果などがあります。ペクチンもポリフェノールも皮に多く含まれるため、皮ごと食べるといいでしょう。

多く含まれる栄養素:食物繊維 | ポリフェノール | 便秘の食事対策

海苔(のり)

良質なタンパク質を含み、旨味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸を多く含みます。ビタミンAを豊富に含むため、粘膜や皮膚の健康を維持して風邪を予防します。また、整腸作用のある食物繊維や、貧血予防になる鉄分も多く含まれます。

さらに、不飽和脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)は、悪玉コレステロールを下げ、血液をサラサラにする働きがあり、脳卒中や心筋梗塞を予防します。

多く含まれる栄養素: タンパク質 | ビタミンA | 食物繊維 | 鉄分

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編集部

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