立春(二十四節気)の旬な食材 : 2017年2月4日〜2月17日

立春は春の節の最初の日です。これから少しずつ春めき、寒さが和らいでいきます。立春の日、禅寺では厄除けのため「立春大吉」という御札を掲げる習慣があります。また、立春の朝の水は邪気を払うものとして神棚に供え、朝に絞った酒や朝に作った生菓子は福を呼ぶとされています。

立春(二十四節気)の旬な食材_2017年2月4日_2月17日

初候

東風解凍:とうふうこおりをとく

春風が凍っていた湖や川を解かし始める頃です。寒気が衰えると太平洋側から東風が吹き、春を告げる風として昔は喜ばれました。「東風(こち)吹けば雨」ということわざがあるように、雨が降り草木の芽をふくらませます。

次候

黄鶯睍睆:うぐいすなく

うぐいすが鳴き始める時期です。「ホーホケキョ」と鳴き、春告鳥とも呼ばれています。その年にはじめて聞くウグイスの声を「初音」と呼ばれますが、警戒心が強いため姿が見えない事が多いです。

末候

魚上氷:うおこおりにあがる

氷が割れ、その間から魚が飛び出す頃です。厚い氷が徐々に溶け、魚が泳ぐ姿が見えるようになります。昔は春告魚といえばニシンでしたが、現在では漁獲量が減ってきています。



立春(りっしゅん):旬な食材

ふきのとう

特有の香りはフキノリドという成分によるもので、消化液の分泌を促して胃腸の働きを良くする働きがあります。また、食物繊維が豊富で、腸の蠕動(ぜんどう)運動を刺激して便秘を予防します。

さらに、カリウムも多く含まれ、体内の余分な塩分を排出するため、むくみの予防になります。

多く含まれる栄養素:食物繊維 | カリウム

三つ葉

和のハーブとも言われ、クリプトテーネンやミツバエンという香り成分は、食欲増進や神経を鎮める効果があります。βカロテンが豊富で強い抗酸化作用をもち免疫力を高めるほか、皮膚や粘膜の健康を保ちます。

ビタミンCも多く含まれ、疲労回復やメラニンの過剰生成を抑え皮膚の健康を保ちます。

多く含まれる栄養素: βカロテン | ビタミンC

鰆(さわら)

関西では春を告げる魚とも言われ、成長によって呼び名が変わる出生魚です。良質なたんぱく質を含み、不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富です。

EPAは中性脂肪を減らし血液をサラサラに、DHAは脳の働きを活発にして老化を防止する働きがあります。

多く含まれる栄養素:たんぱく質 | EPA (又はIPA) | DHA

白魚(しらうお)

骨まで丸ごと食べるためカルシウムが豊富で、骨粗鬆症の予防やイライラを解消します。不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)も多く含まれ、血中コレステロールを減らし生活習慣病を予防する他、記憶力の向上や老化防止の働きがあります。

コレステロールがやや多いため、食べ過ぎには気をつけましょう。

多く含まれる栄養素: カルシウム | DHA

キウイフルーツ

ビタミンCの含有量はフルーツの中でもトップクラスで、シミやソバカスを防ぎ、コラーゲンの生成を助けることで美肌効果があります。ビタミンEとの相互作用で強い抗酸化作用を持ち、体内で作られた活性酸素を除去します。

また、食物繊維も豊富で、腸内の善玉菌を増やし便秘の解消に働きかけます。

多く含まれる栄養素: ビタミンC | ビタミンE | 食物繊維

関連リンク

旬の食材を食べた方が良い理由
大寒(二十四節気): 2017年1月20日〜2017年2月3日




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ライフミール栄養士
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編集部

ライフミール所属の栄養士です。 私たちは、「正しく、美味しい食生活」を少しでも多くの方に送って頂けるように、まずは正しい判断基準を持つための基礎的な栄養学に始まり、楽しく興味を持って頂けるようなコンテンツの提供や、専門性の強い研究テーマまで幅広い情報を発信してまいります。

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