2017年1月20日更新

大寒(二十四節気)の旬な食材 : 2017年1月20日〜2月3日

一年で最も寒い時期です。この時期の水は雑菌が少ないため、酒や味噌、醤油などを仕込む「寒仕込み」をします。立春の前日は節分です。豆まきをし、鰯の頭を柊の枝に指した柊鰯を玄関に置きます。炒った大豆、鰯、恵方巻き、けんちん汁、そばなどを食べ、邪気を払い福を呼び込みましょう。

大寒(二十四節気)2017年1月20日-2017年2月3日

初候

款冬華:ふきのはなさく

ふきのとうのつぼみが出て花が咲き始めます。「ふきのとう」とは、フキのつぼみの部分で、花が咲いた後にフキが出てきます。独特な苦味と香りを持ち、春の味覚としても知られています。

次候

水沢腹堅:さわみずこおりつめる

沢の水が硬く凍る頃です。一年のうちで最も寒い季節となります。滝全体が凍結することを「氷瀑」と呼び、神秘的な姿はライトアップされ名所となっている所もあるそうです。

末候

鶏始乳:にわとりはじめてとやにつく

鶏が卵を産み始める頃。本来自然の鶏は日照時間が長くなると産卵が促進されるため、冬は卵を産まず、日照時間が増える春から夏に多く産みます。多くの食用鶏卵は、照明を利用することで、一定量産卵できるように調整をしています。



大寒(だいかん):旬な食材

ブロッコリー

ビタミンCを豊富に含み、シミやシワを予防し美肌効果や、疲労回復効果があり風邪を予防します。ビタミンCは熱に弱いので、蒸すかさっと茹でて調理するといいでしょう。

また、葉酸も多く含みます。葉酸は胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らし、貧血予防にもなるため、妊娠中の女性は積極的に摂取したい栄養素です。

多く含まれる栄養素:ビタミンC | 葉酸

菜の花

ビタミンCを多く含み、美肌効果や疲労回復効果があります。食物繊維も多いため、腸を刺激し便秘を解消します。

抗酸化作用の強いβカロテンは、皮膚や粘膜の健康を維持し、風邪を予防する効果があります。βカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が上がるため、油で炒めて食べるといいでしょう。

多く含まれる栄養素: ビタミンC | 食物繊維 | βカロテン

鮪(まぐろ)

冬から春にかけては脂肪が多くなり高エネルギーとなりますが、不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれます。

EPAは、血液中の中性脂肪を減らし、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防します。DHAは脳神経を活性化するため、老化防止や記憶力向上効果があります。

多く含まれる栄養素:EPA (又はIPA) | DHA

ワカサギ

脂質が少なく、良質なタンパク質を含みます。丸ごと食べるため、カルシウムを十分に摂取することが出来ます。

カルシウムは、骨や歯を形成し骨粗鬆症を予防し、神経を安定させイライラを解消する効果があります。内蔵にビタミンDが含まれるため、カルシウムの吸収を助けてくれます。

多く含まれる栄養素: タンパク質 | カルシウム | ビタミンD

青海苔(あおのり)

鉄を多く含みます。鉄は体内で酸素を届ける働きをし、貧血の予防に効果があります。さらにβカロテンは、強い抗酸化作用を持ち、活性酵素を除去し老化防止や抗がん作用があると言われています。

また、マグネシウムを豊富に含み、カルシウムなどとともに骨格を形成し、体内の酵素の働きをサポートします。

多く含まれる栄養素: | βカロテン | マグネシウム

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旬の食材を食べた方が良い理由
小寒(二十四節気): 2017年1月5日〜2017年1月19日




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編集部

ライフミール所属の栄養士です。 私たちは、「正しく、美味しい食生活」を少しでも多くの方に送って頂けるように、まずは正しい判断基準を持つための基礎的な栄養学に始まり、楽しく興味を持って頂けるようなコンテンツの提供や、専門性の強い研究テーマまで幅広い情報を発信してまいります。