美しくなるために必要な「女性ホルモン」と上手く付き合う方法!【前編】
私たちの健康や美にかかすことができない「ホルモンバランス」
ホルモンのバランスが崩れると情緒不安定になりやすかったり、健康を害してしまう事もあります。
今回は、そのホルモンの中でも女性ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と「プロゲステロン」と上手く付き合っていく方法をご紹介します。
そもそもホルモンってなんだろう?
ホルモンとは、体内の器官や組織で合成・分泌され、血液によって運ばれながら体を循環し私たちの体内で様々な効果を発揮する化学物質のことをいいます。
人間には、ホメオスタシスと呼ばれる、体を一定に保つための機能が体に備わっています。
例えば、夏から冬にかけて気温の変化があった場合でも、体温を一定に保ってくれたり、また、ご飯を抜いてダイエットして栄養が不足してしまったときには、飢餓状態の身体を元に戻そうと、栄養を吸収しやすくなったりして逆にリバウンドしてしまうといった経験もありませんでしょうか?
これもホメオスタシスという役割によるものです。
この機能は、自律神経、免疫系、そして内分泌される「ホルモン」によってコントロールされて、体内の調整がされていることを、まずは覚えていて下さい。
女性ホルモンとは?
さて今回のテーマでもある「女性ホルモン」
この女性ホルモンには、生理・妊娠・出産に作用するエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあり、これらは月経の周期とともにそれぞれの分泌のバランスを変えながら、女性の体や心に影響をもたらす大事な役割をしています。
もし、このホルモンの分泌が十分でなかったりバランスが崩れたりすると、生理痛やPMSが重くなり、肌や体に様々な不調がもたらされてしまいます。同時に、自律神経も乱れやすくなるので気分が落ち込んでしまったり、ついつい食べ過ぎてしまったりする方も多いのではないでしょうか?
食事で女性ホルモンを整える!
体は食べる物によって作られています。よって食事を意識することでホルモンバランスが整いやすくなります。これひとつ食べれば大丈夫!という訳ではなくそれぞれの働きを理解し、バランスよくとりいれていけるように意識していきましょう!
その食事の一部を幾つかご紹介します。
大豆製品
大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と良く似た構造をしており、エストロゲンの不足を補うように働いてくれます。生理不順や更年期障害、美肌やダイエットにも効果的なので意識して摂るようにしましょう。
魚
特にマグロやカツオの赤身は女性ホルモンの代謝に必要なビタミンB6が豊富に含まれています。
関連リンク: ビタミンB6
ナッツ類
ナッツにはビタミンEが豊富に含まれており、ビタミンEは卵巣に働きかけてホルモン分泌をコントロールしてくれます。ホルモンバランスを整え、高酸化作用があるので美肌にも効果的です。
関連リンク: ビタミンE
ホルモンバランスを乱してしまう食事
化学調味料が多量に含まれているインスタント食品や加工食品などに含まれているリン酸塩は体内のミネラル(カルシウム)を奪い、ホルモンの分泌を妨げてしまいます。
関連リンク: カルシウム
冷たい食べ物や飲み物を多く摂るという方も要注意です。冷たいものを摂りすぎてしまうと体が冷え、自律神経に支障をきたし、自律神経と相対関係にあるホルモンバランスの乱れにつながってしまいます。
また、過度のダイエットでの食事制限も栄養不足でホルモンが正常に分泌されず、生理が止まってしまう原因にもなりかねないので無理なダイエットは控えるようにしましょう。
さいごに
ここまで食事での女性ホルモンを整える方法をご紹介しましたが、その他にも生活習慣や腸内環境も実はホルモンバランスに深く関係しているので、次回後編ではホルモンバランスを整えてくれる生活習慣とマッサージのツボをご紹介します!
腸内環境の整え方はこちらもあわせてご覧になってみてください。
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