ビールにそうめん、かき氷…冷えた胃腸の働きを回復させるヨガポーズ&食べ物は何?

暑い日は、冷たい飲み物や食べ物に手が伸びがち。氷入りのアイスドリンクやビール、そうめん、冷やし中華、アイス類……、つい選んでしまいそうになりますよね。ですが、食べているときはよくても、しばらくすると体が冷えてきたと感じることがあるはず。冷えは、内臓の働きを低下させます。特に、胃腸の不調を感じる方は多いでしょう。

そこで今回は、冷えた胃腸の働きを回復させるヨガのポーズと、体を温めると言われている食べ物を紹介していきたいと思います。

ビールにそうめん、かき氷…冷えた胃腸の働きを回復させるヨガポーズ&食べ物は何?

胃腸の働きを回復させる“仰向けのねじりのポーズ”

ここで紹介するのは、ヨガの経験がない方でも簡単に取れるポーズ。仰向けになって足を倒し、腹部をねじる“仰向けのねじりのポーズ”です。腹部を穏やかに刺激して血流を促し、胃や腸の働きを回復させると言われています。

下記のプロセスと注意点を読んだら、早速ポーズを取ってみましょう。

【仰向けのねじりのポーズ・プロセス】

(1)床に仰向けになったら両足を揃え、両手は肩の高さに広げる。
(2)息を吸いながら両足を真上に持ち上げ、吐きながら右に倒し、顔は左に向ける。ここで鼻呼吸を5回繰り返す。


(3) 息を吸いながら(2)の初めに戻り、反対側も同様に行う。

【仰向けのねじりのポーズ・注意点】

(1)体が沈み込まない硬い床の上で行う。
(2)腹部をねじった時、両方の肩が床から浮かないようにする。
(3)ポーズが取りにくい方は、足を倒したときにひざを軽く曲げると良い。

続いては、体を温めると言われている食材をお伝えします。

スーパーでも購入できる体を温める“陽食材”

食材には、体の熱を冷ます“陰性”のものと、体を温める“陽性”のもの、その中立の“中庸”のものがある。これは、東洋医学に基づいた考えです。その日の自分の体調を見極めて食材選びをすることが健康な体作りの鍵となると言えるでしょう。

体が冷えているときは、次の“陽性”の食材を取り入れてみて。

かぼちゃ/ごぼう/生姜/たまねぎ/にんじん/にんにく/れんこん/牛肉/豚肉/鶏肉/もち米/ざくろ/ほうじ茶/味噌/香辛料など

陽性の食材には、赤・黒色をしているもの、寒い地域で育つもの、水分が少ないものなどの特徴が挙げられるので、参考にしてみてください。

ヨガのポーズと食事から胃腸の働きを整えて、暑い夏をパワフルに乗り切りましょう

この記事を書いた人
高木 沙織
高木 沙織

ヨガインストラクター/ライター

2度の海外留学を経て、航空会社に勤務。退職後は「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。 “美容と食には密接な関係がある”ことから、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。 2016年からはヨガインストラクターの活動も開始して、多角的に美容・健康をサポートする。