【一人暮らしの上手な食生活②】今日から改善!隙間時間を利用して栄養や健康な食事法について知ろう!
「健康的な食事をしたい」という意識を持っているけれど、正しい栄養の知識がないため、信頼性のない情報を鵜呑みにしてしまう人が多くいます。食生活を変えるためには、手当たり次第にメディアを信じるのではなく、まずは栄養素や健康的な食生活について学ぶことが重要です。
現代では、重くて難しい参考書を開かなくても、電車の通学・通勤中などの隙間時間に、手軽に栄養素や食育について学べる手段がたくさんあります。ここでは、そのいくつかをご紹介します!
- 1.まずは振り返りから!サボりがちな食生活をチェックしよう!
- 2.今日から改善!隙間時間を利用して栄養や健康な食事法について知ろう!
- 3.お手軽で健康な自炊+食事日記を試してみよう!
- 4.身近にある健康志向な飲食店やサービスを利用しよう!〜学生編〜
- 5.身近にある健康志向な飲食店やサービスを利用しよう!〜社会人編〜
信頼できるウェブサイトを参考にする!
栄養素について学ぶ際に、参考にしたいのが信頼できる情報源。その典型的な例が行政が運営するウェブサイトです。
行政と聞くと、少しお固いイメージがあるかもしれませんが、ここでご紹介するウェブサイトは、非常にわかりやすく気軽に読めるものです!
e-ヘルスネット
厚生労働省による健康情報サイトです。三、五、六大栄養素の働きなどの基礎的な情報から、上手な外食方法、ファストフードのカロリー、生活習慣病予防の食事など、現代の環境の中で健康的な食生活を送るための情報が満載です。
参考ページ:e-ヘルスネット
食事バランスガイド早分かり (農林水産省)
こちらは、農林水産省による食育ナビです。平成17年6月に厚生労働省と農林水産省の共同により策定された「食事バランスガイド」について詳しくまとめられています。
1日に「何を」「どれだけ」食べれば良いかの目安をイラストで示しています。
こちらは主にフードビジネスに携わる方を対象に書かれていますが、掲載されている情報は消費者として知っておきたいものばかりです。
参考ページ:食事バランスガイド早分かり
以上、まずは2点の情報源についてご紹介いたしましたが、ライフミールのサイト内でも厚生労働省や農林水産省などが提供しているデータを基本の情報源として取り扱っています。
どこから見たら良いか分からないという方などは、知っておきたい栄養や食事摂取基準などは「まとめ記事」などにしていますので、そちらをご覧いただきながら少しずつ読むようにすると、理解してしやすいかもしれません。
関連ページ: これだけは知っておきたい栄養まとめ
健康な食生活を送るSNSユーザーをフォローしよう!
画像投稿ができるSNSで、健康的な食生活を送るユーザーや専門家をフォローすれば、タイムラインを見るだけで「美味しくて健康に良い食事とはこんなもの」という感覚をイメージとして簡単に掴むことができます。
今回は、例として4人の素敵なインスタグラマーさんをご紹介します!
今回ご紹介する方々は、コメント欄の質問に対してとても丁寧な返信を心掛けていらっしゃいます。レシピや料理法等、疑問に思ったことがあればInstagram上で聞いてみるのもいいかもしれませんね。
akiko さん @tukadakk
akikoさんの投稿なさっている献立はどれも非常に彩がよく、美味しそうですよね。献立の色のバランスがよければ、一般的に栄養バランスも良いと言われていますので、こうした献立を、「理想的な食事」のイメージとして頭に入れましょう!
また、akikoさんの献立の多くに様々な種類のおにぎりが含まれているので、普段の味付けに飽きてしまった...という方は、こちらも参考にしてみましょう!
◆ akikoさんにインタビュー!!
akikoさんの発信する食事の魅力をもっと探るため、次の3つの点をお伺いしました!
◇自己紹介
器や暮らしの道具を取り扱う雑貨店で働いています。器とお米が大好きで、Instagramで朝ごはんの記録することが日課です。
◇健康的なメニューを発信しようと思ったきっかけ
最初は、何気なく日々の記録として朝ごはん等の写真をInstagramに投稿していました。甲状腺の疾患と妊活をきっかけに、食事の量や食材を見直し、今のような献立の投稿になりました。
朝ごはんの写真を投稿することで、他のユーザーさんとの交流から刺激を頂いたり、知識も少しずつ増えたりしていきました。今では日々のお料理のモチベーションを上げてくれる大切な習慣となりました。
◇特に注目して欲しい点
「忙しい朝でも食事を楽しみたい」「でもお料理を一から全て朝作るのは忙しい」というジレンマを少しでも解消するために、下茹でした野菜や常備菜を作り置きしたり、ワンプレートご飯を作ってなるべく洗い物を減らしたりしています。
手に入りやすい食材を使って、無理のない範囲で料理を作ることを一番に心掛けています。
akikoさんのページはこちら:Instagram
ミチル さん @okosotonoho
「まごわやさしい」、一汁三菜を心がけていらっしゃる方です。まごわやさしいとは、医学博士吉村裕之氏が提唱する1日1回は摂取したい7つの食材(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、芋)の頭文字です。
どの写真の料理も美味しそうで、見習いたくなっちゃいますね!お弁当メニューも載せてくれているので、お弁当生活をこころざしている方はぜひチェックしてみてください。
プロフィールにクックパッドIDを載せてくれているものもあるので、気になったメニューがあればすぐに調べられて便利です。(COOKPADでは、糖質オフレシピが多く掲載されています)
◆ ミチルさんにインタビュー!!
ミチルさんの発信する食事の魅力をもっと探るため、次の3つの点をお伺いしました!
◇自己紹介
主人と子ども2人と暮らすワーキングマザーです。美味しくて家族みんなが元気でいられるような食事を作るのが日課です。特技は書道です。
◇健康的なメニューを発信しようと思ったきっかけ
もともと、料理を作ること、美味しいものを食べること、写真を撮ることのが好きでした。そこで、この3つを掛け合わせられるInstagramでの料理写真の発信をしようと思いました。
◇特に注目して欲しい点
朝食をメインに投稿しています。できるだけ旬の食材を使い、味と食感の違いを楽しめるような献立を心がけています。
ミチルさんのページはこちら:
Instagram | レシピ(COOKPAD)
Akari Haruyama さん @akarispmt
Akariさんは、一汁三菜を心がけていらっしゃる薬剤師さんです!投稿された手作り料理写真は、どれも色彩豊かで美味しそうです!
使っている食材の栄養価やお料理の工夫ポイントなどを丁寧に書いてくれているので、とても参考になります。全ての献立写真と一緒にPFCバランスのグラフもつけてくれています!
◆ Akariさんにインタビュー!!
Akariさんの発信する食事の魅力をもっと探るため、次の3つの点をお伺いしました!
◇自己紹介
薬局で働く31歳の薬剤師です。お料理歴は4年です。結婚前に、一人暮らしを始めたことをきっかけにお料理も始めました。
◇健康的なメニューを発信しようと思ったきっかけ
健康的な食生活は、将来投資の一つだと考えています。普段の生活習慣は、将来の病を招く原因となります。なので、悪い食生活を続けていると、歳を重ねるとそのしわ寄せがより及ぶようになり、医療機関にお世話になる機会がも増えて高い医療費が必要になってきます。
逆に言えば、健康でいる期間が長ければ、将来の医療費も減らすことができます。こうした意識を少しでも多くの方に持って頂きたいため、SNSでこうした発信をしています。
◇特に注目して欲しい点
カロリーや、1つの食べ物に特化した栄養素だけではなく、全体の栄養バランスやPFC比などを考えて、多角的な食事の評価をするよう心掛けています。
和食一辺倒というわけではなく、和食と洋食が混在している献立がほとんどです。また、健康的な食習慣を継続しやすくするために、献立の内容は食べ慣れたものや簡単にできるものを中心にしています。
Akariさんのページはこちら:Instagram
ami さん @amikuma1219
amiさんは、0歳のお子さんをもつお母さんです。朝時間.jpというウェブコラムでは、朝美人アンバサダーを務めていらっしゃいます!
一般的な家庭料理から、お祝い事など特別な日にも活躍しそうな料理まで、様々な種類の料理を紹介してくれています。レシピ動画を投稿なさっているものもあるので、気になるメニューがあれば手軽に参考にできます!
◆ amiさんにインタビュー!!
amiさんの発信する食事の魅力をもっと探るため、次の3つの点をお伺いしました!
◇自己紹介
「毎日の食卓をコーディネート」をモットーに、企業様とのコラボや料理動画作成など、料理を通して幅広い活動をしております。多くの方にHAPPYになってもらえるような素敵なおうちご飯を作り続けていきたいと思っています!
◇健康的なメニューを発信しようと思ったきっかけ
結婚を機に、本格的に料理をするようになりました。もともと食べることが大好きで、大学時代には食品栄養学を学んでいたこともあり、せっかく作るのなら美味しくて栄養価が高いメニューを作ろうと思ったのがきっかけです。
インスタグラムで夕食のメニューを載せていたところ、多くの方に参考してもらえるようになり、さらに健康面や、コーディネートなどで工夫するようになりました。お料理はまだまだ勉強中ですが、家族が美味しく食べてくれることが何よりも励みになります。
◇特に注目して欲しい点
健康に配慮したお料理作りだけではなく、テーブルコーディネートを考えたり、レシピに合う器を選んだりする瞬間も大好きな時間の一つです。
料理一つをとっても、器を変えるだけで印象もガラッと変わります。「こんなお料理にはこんな器が合う」という部分にも注目してご覧頂ければ嬉しいです。
amiさんのページはこちら:
Instagram|
朝時間jp |
ブログ
また、よりamiさんのことが分かる詳細記事が掲載されていますので、ぜひこちらもご覧ください!
第2回目を終えて
今回は、主に「知る」という観点から、食生活改善策をご紹介しました。
解決策の参考に、いくつかウェブサイトやSNSユーザーのアカウントをピックアップしましたが、これらはほんの数例にすぎません。ぜひ、皆さんの目標にあったものを選んで、参考してみてくださいね!
次回は、「作る」「記録する」という観点から、一人暮らしの方が取り組みやすい解決法をご紹介します。
- 1.まずは振り返りから!サボりがちな食生活をチェックしよう!
- 2.今日から改善!隙間時間を利用して栄養や健康な食事法について知ろう!
- 3.お手軽で健康な自炊+食事日記を試してみよう!
- 4.身近にある健康志向な飲食店やサービスを利用しよう!〜学生編〜
- 5.身近にある健康志向な飲食店やサービスを利用しよう!〜社会人編〜