2017年3月12日更新

『反るほど良い』は怪我の危険大!体を痛めないためのヨガのコツ

「えっ! そんなに反るの?」ヨガのポーズの中には、目を疑うような体の使い方をするものも少なくありません。「私もやってみたい!」と、そのようなポーズの完成形を目指して鍛錬するなかで、背中や腕などの関節を痛めた経験はありませんか?

それ、体が適切な関節可動域を超えた動きになっていたせいかもしれません……。そう、関節には、可動域に制限があるのです。それを超えた動きは、体を痛める原因になりかねないので要注意。

今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ヨガを長く続けるために“ヨガで体を痛めないためのコツ”をお話していきたいと思います。

『反るほど良い』は怪我の危険大!体を痛めないためのヨガのコツ

背面部の「過伸展」に注意

関節や関節包、靭帯を傷付けることなく動かせる範囲を関節可動域と言います。しかし、体が柔らかい方のなかには、この関節可動域を超えた動きをする方が多々いらっしゃいます。これを“過伸展(いわゆる伸び過ぎの状態)”と言い、体を痛める原因になるので注意が必要です。

ヨガの最中によく起こりやすく、特に気を付けたいのが、背面部の過伸展です。背面部を伸ばす“アップキャットのポーズ”、“猫のばしのポーズ”では、背中や腰を反りすぎないように気を付けましょう。 ※ 腰椎の進展は15度と言われています。腰は自然なカーブを描くイメージで。

ツイストはみぞおちから

体を後方にねじるツイストのポーズは、肩や胸だけグイッと後ろにねじりがち。お腹にしっかりと力を入れて、上体を起こしたら、みぞおちからねじるようにしましょう。

そうすることで、体幹部が安定して正確なポーズが取れるようになるだけではなく、肩周りを痛める心配も減ります。

腕の力だけに頼らない

ヨガには、片手を上げてバランスを取るようなポーズがいくつかありますよね。このように、床につく四肢の数が少なくなると、一方の腕にグッと力が入りブルブルとしてきます。そしてこのとき、肘関節には過剰な負担がかかっています。

体重を足の方に移動したりして筋肉をバランス良く使い、腕の力だけに頼らないように気を付けましょう。

以上、ヨガで体を痛めないためのコツをお伝えしました。それぞれのパーツを正しい位置に置くこともそうですが、体が柔らかい方はポーズを深めすぎないように制御することも大切になってきます。

写真のポーズだけではなく、似たようなポーズを取るときもぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
高木 沙織
高木 沙織

ヨガインストラクター/ライター

2度の海外留学を経て、航空会社に勤務。退職後は「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。 “美容と食には密接な関係がある”ことから、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。 2016年からはヨガインストラクターの活動も開始して、多角的に美容・健康をサポートする。