ヨガ前後の「満たされず暴飲暴食」の悩みは視覚から充実させてあげると〇!

ヨガスターターさんのなかには、「やっとヨガ前後の食事をコントロールできるようになってきた」という方、そして、「どうしても食べ過ぎてしまう」という方がいるでしょう。食欲のコントロールって、本当に難しいですよね。また、食欲が満たされないストレスから、つい暴飲暴食をしてしまった……。そんな経験がある方もいるのでは。

では、ヨガ前後に満足感のある食事をするためには何をしたら良いのでしょうか。キーワードは、“視覚”です。目から入ってくる情報の力は侮れません。

今回は、ヨガインストラクターの筆者が実践している「少ない食事でも満足感を得るコツ」を紹介します。

ヨガ前後の「満たされず暴飲暴食」の悩みは視覚から充実させてあげると〇!

テーブルコーディネートを工夫する

食事に物足りなさを感じるとき、主菜・副菜それぞれの色味が茶色っぽいときなどは、テーブルコーディネートを工夫してみて。お気に入りの食器を使ったり、カラフルなランチョンマットを敷いたり、色の力で楽しさ・華やかさを演出しましょう。

オススメは赤やオレンジ、黄色などの暖色カラー。これらは、心理学的に“楽しい雰囲気を作り出す色”だとされています。ただし、暖色は食欲をそそる色でもあるので食べ過ぎないように注意することも必要です。

また、時間がないときや、料理をする気分ではないときはお惣菜が救世主。パックに入ったままのお惣菜を食べるのでは味気ないので、皿に移して盛り付けてから食べるのとでは充実感に大きな違いが。このひと手間を惜しまないようにしたいところです。

素敵な箸を使う

続いては、テーブルコーディネートに関係する“箸”について。手にしっくりと馴染む箸やデザインが素敵な箸を使うと、「丁寧に食事をしよう」という気持ちになりませんか? 割り箸や先端に歯形がついている箸を使っているときと比べると、食事に対する意識が変わってくるはず。

つい早食いになってしまう筆者も、名前入りのオーダー箸に変えてからは、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しむようになりましたよ。

携帯電話を見ない

携帯電話を片手にメールやLINE、ニュース、SNSをチェックしながら食事をする方は多いですよね。しかしこれでは、食べることに集中できません。結果、「食べた」という満足感を得にくくなります。

食事中に携帯電話を見る習慣がある方は、一度手放してみては。

いかがでしたか? 食事による充実感・満足度は、食べる量・回数にも影響してきます。ヨガの前後だけではなく、日頃から食事を楽しい時間にすることで、食べ過ぎがスッとおさまるかもしれませんよ。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
高木 沙織
高木 沙織

ヨガインストラクター/ライター

2度の海外留学を経て、航空会社に勤務。退職後は「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。 “美容と食には密接な関係がある”ことから、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。 2016年からはヨガインストラクターの活動も開始して、多角的に美容・健康をサポートする。