健康・ポジティブ・太りにくい!どうしたらそうなれる?「ヨガインストラクターの1日」を公開
アクティブで健康的、スタイルが良く、そしてポジティブ。ヨガのインストラクターにこのようなイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか。事実、インストラクターとして活動する筆者も、その周りのインストラクター仲間も、当てはまることものが多くありますいです。そこで気になるのが、どのような生活をしていたらそうなれるのか。
筆者の1日の流れに沿ってご紹介していきたいと思います。
朝
05:45 起床
約5,000年前にインド・スリランカで発祥した伝統医療“アーユルヴェーダ”では、朝は太陽の時間という肉体に関わる時間とされ、その過ごし方を重要視しています。
日本でも数年前から朝活が流行していますが、「朝、どのように過ごすか」は、その日1日のコンディションを大きく左右するといっても過言ではありません。
具体的に何をするのかというと、筆者の場合はまず舌磨きをします。眠っている間に体内の毒素が排出され、その出口が舌にあたると言われているからです。口内を清潔にしたら、白湯を飲んで体を温め、ヨガの練習。
06:15 ヨガの練習
30分ほどヨガを行うおこなうことで、心も体もスッキリとしたアクティブな状態で1日をスタートさせられます。時間に余裕があるときは、瞑想をすると思考がよりクリアになりますよ。シャワーを浴びて、身支度を整えたら朝食の時間です。
07:20 朝食
朝食は、ヨガのレッスンから逆算して、2~3時間前までに食べ終わらせるようにしています。お腹がいっぱいだと、ヨガの動きの妨げになるからです。メニューは、温かくて消化が良い物がメイン。体を温めてあげると代謝・免疫力が上がるので、スタイルや健康を維持するためにも冷やさないことを意識します。
08:30 ヨガスタジオへ
朝食が済んだら、朝のレッスンのためにヨガスタジオに向かいます。
10:30 ヨガ
生徒様を迎えたら、レッスン開始。
昼
11:30 後片付け・準備
朝のレッスンが終了したら後片付けをし、次のレッスンの準備。この間に、ゼリー飲料を摂って小腹を満たし、パワーをチャージ。
12:30 ヨガ
お昼からは、もう1レッスン。レッスン後はすぐに汗を拭き、カーディガンを羽織るなどして体を冷やさないように気を付けます。「着替えるまでの間だから」と油断をすると、冬は特にあっという間にヒエヒエになってしまいます。
15:00 帰宅・昼食
昼のレッスンが終了したら後片付けをして、帰宅。遅めの昼食です。1日のうちでしっかりと食べられるのがこの昼食なので、炭水化物も取り入れて。主食は、食後血糖値の急上昇を抑え、内臓脂肪をつきにくくする水溶性食物繊維・βグルカンを含む押し麦、強い抗酸化作用を持つ黒米を混ぜた雑穀ご飯。筋肉の形成に欠かせないたんぱく質もしっかりと摂ります。
ヨガ後は内臓の働きが活性化されているため、飲食物の吸収率が上がっています。レッスンから2時間以上空けてから食べると〇。
夜
18:00 原稿の執筆・ヨガの勉強
ヨガインストラクターとして活動をしながら、ライターとしての側面も持つため、夜は執筆の時間にあてたり、ヨガの勉強にあてたりしています。カフェインレスのハーブティーを飲みながら、ここでも温活。
19:30 夕食
昼食をしっかりと摂った日は、夕食は軽めに。翌朝までの空腹時間を長くしないためにも、少しでも口にします。長時間の空腹は、体を飢餓状態にして過食の原因になるからです。
20:00 入浴
湯船には必ず浸かります。それも、39度の湯船に15分以上。体の表面だけではなく、芯まで温めるには、この湯温・時間がオススメ。炭酸ガスの入浴剤をプラスして筋疲労を和らげたり、塩・酒をプラスして発汗を促したり、その日の体調によって入浴剤を使い分けます。
21:00 ストレッチ
就寝前のストレッチも欠かせません。ただし、激しい動きは体を覚醒させて入眠の妨げになるため、控えます。
22:45 就寝
睡眠時間が短いと、十分に疲労が回復しません。そのうえ、肥満の原因になるというアメリカの大学での研究結果も発表されています。
就寝前のスマートフォン操作、テレビ鑑賞は控え、7時間は眠るようにしています。
参考になる部分はありましたか? 朝・夜の過ごし方は、比較的取り入れやすいものが多いので、ぜひ試してみてくださいね。