運命の出会い!バチッとハマる「ヨガクラス」の選び方

リラックス系やハード系。ヨガにはたくさんの種類があります。そのため、実際にレッスンを受けてみて、「ちょっと違ったかも」と感じたことがある方も多いでしょう。それもひとつの経験ではありますが、出来ることなら、“バチッとハマる”ヨガクラスに出会いたいですよね。

そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ヨガのクラスを選ぶときのポイントについてお話していきたいと思います。

運命の出会い!バチッとハマる「ヨガクラス」の選び方

自然な環境で体を動かしたい

ありのままの自然な感覚を大切に体を動かしたい方には、常温のヨガクラスがオススメ。体への負担が少なく、汗をかく量もそこまで多くないので、レッスン後シャワーを浴びずに帰宅することもできます。

ポーズの制限も少ないので、ヨガの種類も豊富ですよ。

汗をかいてスッキリしたい

たくさん汗をかいてスッキリしたい方には、ホットヨガ。温度35度、湿度60%前後の環境でヨガをするため、血液循環が良くなり、代謝が上がって大量の汗をかくように。

また、体が温まり筋肉がほぐれて柔軟性が増すため、体の硬さにお悩みの方にもオススメです。

リラックスしたい

枕のようなボルスターに身をゆだねたり、ヨガブロックやブランケットを使用したりして、体を緩めながらリラクゼーションを目的としておこなうのがリストラティブヨガ。

蓄積した疲労やストレスを解消したいときや、控えめな動きを望むときに。

自分自身を内観したい

続いて、比較的リラックス要素のあるクラスが隠ヨガです。隠ヨガは、中国の陰陽論の考えを用いたヨガ。体をめぐる気の通り道に意識を向け、座位や仰向け、うつ伏せのポーズを中心に、深い呼吸をあわせて取っていきます。

ひとつのポーズのホールド時間が長いことも特徴で、自分自身を内観したり、筋膜や腱、靭帯を緩やかに伸ばしたりすることもできます。

体幹を鍛えたい

最後は、筆者も資格を有し、レッスンを開催しているコアパワーヨガ。ヨガの瞑想や哲学、サンスクリット語を省略し、スポーツ医学に基づき、機能解剖学•バイオメカニクス•キネシオロジーを重視した身体機能の改善を目的とするフィジカルトレーニングメソッドです。

関節の可動範囲内でポーズを取ることも大きな特徴なので、過伸展を起こさず、安全に体を動かすことが可能。とは言っても、体幹の強化を目的とするため、左右非対称のポーズを1肢位~4肢位でおこなったり、ポーズの最中に体幹にスイッチを入れたりと強度は高め。

しっかりと動きたい方、スポーツをしていてパフォーマンスを高めたい方にオススメです。

気になるヨガクラスはありましたか? 上記でお伝えしたクラスでも、取り入れるポーズの種類やインストラクションによって体感・効果は変わってくるので、いろいろなインストラクターのクラスに通ってみるのも良いでしょう。

皆さんに合った素敵なヨガクラスが見つかりますように。

この記事を書いた人
高木 沙織
高木 沙織

ヨガインストラクター/ライター

2度の海外留学を経て、航空会社に勤務。退職後は「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。 “美容と食には密接な関係がある”ことから、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。 2016年からはヨガインストラクターの活動も開始して、多角的に美容・健康をサポートする。