今から間に合う!栄養士がオススメする 「夏休みの自由研究」のための本

夏休みも最終週に迫ってきました! 自由研究で悩むチビっ子たちもたくさんいると思います。今回は、そんなちびっ子、お父さん、お母さんにお伝えしたい夏休みの自由研究に役立ついくつかの本を紹介させて頂きます。

「野の花のえほん」 前田まゆみ 作

この本は、春と夏、秋と冬にわかれた野の花の紹介がわかりやすくかわいらしいイラストで掲載されています。この本の中で出てくる春の七草と秋の七草、食卓にのぼって食べられる草花とその料理方法などなど。

本を片手に夏休みに見つけた草花を押し花にして、植物の紹介をしたり、実際に積んできた植物で作った料理などを自由研究のテーマにしてみてはいかがでしょうか?

Amazon(野の花のえほん)

「食の安全とスローフード」 中村靖彦 監修・執筆

日ごろ食事をする中で、考えられる食事の安全、肉、魚、米などの主食についての安全性と社会問題をテーマに元NHK解説委員で農政ジャーナリストの中村靖彦氏が解説しています。

この本から、身近な食品表示を調べて比較してみたり、自分たちの食卓に上がる食べ物がどのような流れでここまできているのかをテーマにして親子で食事について考えるきっかけにできる一冊です。

Amazon(食の安全とスローフード)

「食の地図」 岸朝子 監修

ご家庭に一冊あっても長く楽しめる。この本はそんな本です。

まず、地図をもとに各地の名産品や特産物が一目瞭然にわかります。食べたい食事から旅してみたり、また逆に行った場所の食を見直すのにとても役立ちます。

お子様と一緒に夏休みに旅行した場所での食事をもう一度、研究テーマに取り上げるのに大変便利な本です。

Amazon(食の地図)

「食と健康」 豊川祐之 監修

全体的な食事と健康をテーマに子供向けにわかりやすくできた本です。この本では、食生活、バランスの良い食事、体の仕組みと健康、日本の食文化、食の安全とかなり広範囲で詳しく説明してあるので、夏休みの自由研究のテーマを「食」に絞った時に参考になります。

Amazon(食と健康)

以上、数冊ですが残り少ない夏休みの自由研究で困っている方の役に立てれば幸いです!



この記事を書いた人
松下 和代
松下 和代

栄養士・調理師・保育士・食品アドバイザー

食事は、「心のこもった温かい手で」をモットーに、栄養士取得後、包丁とギターを抱えて、児童養護施設に住み込みで働く。さらに、栄養士として実績をつむために、ミルク会社のメールマガジンの編集・栄養・保育の相談を担当して、栄養相談の実績をつむ。三人の子のママ。