ストレスを乗り切る食事とは?オススメ食材を解説!(後編)
「ストレスの食事」後編では、ストレスがかかった時に特にオススメの料理と、避けた方がよい食品を解説します。
ストレスがかかった時にオススメ料理!
ストレスがかかった時に摂りたい栄養素が多く含まれており、忙しくても手軽に食べられる料理をご紹介します。
1. フルーツヨーグルト
ヨーグルトはタンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウムを多く含んでいます。
また乳酸菌を含んでいる為、腸の働きをよくして便秘を予防する効果も期待できます。ビタミンCの多いフルーツを入れると更にバランスが良くなります。
時間のない時の朝食や、忙しくてパンだけで食事を済ませてしまった時などに手軽に摂ることができます。
<関連ページ>
・タンパク質の栄養効果
・ビタミンAの栄養効果
・ビタミンB2の栄養効果
・カルシウムの栄養効果
・乳酸菌の栄養効果
・ビタミンCの栄養効果
2. 納豆汁
納豆は、タンパク質、ビタミンB2、マグネシウム、不溶性食物繊維を含みます。また、納豆は発酵食品なので善玉菌の働きで腸内環境が整い、便秘を予防効果も期待できます。
ビタミンAやビタミンCの多い緑黄色野菜とともに納豆汁にすれば、ご飯をつけるだけでバランスのよい献立となります。
<関連ページ>
・タンパク質の栄養効果
・ビタミンB2の栄養効果
・食物繊維の栄養効果
・ビタミンAの栄養効果
・ビタミンCの栄養効果
3. 生姜入り卵スープ
季節の変わりは気温差がストレスとなり、冷え性が悪化したり、普段冷え性でない方も冷えを感じやすくなったりします。
そこでオススメなのが生姜です。生姜には血管を拡張したり、内臓の働きをよくして体を中から温めたりする成分が含まれています。
卵はタンパク質やビタミンAが豊富なので、卵スープはストレスがかかった時におすすめの料理。さらに生姜をプラスすることで、冷えのケアも期待することができます。
尚、生姜の成分は空気に触れると劣化しやすいので、できるだけ調理の直前にすりおろすようにしましょう。
関連ページ:タンパク質の栄養効果 | ビタミンAの栄養効果
ストレスが避けた方がよい食品とは?
1. アルコールなどの刺激物
アルコールや、油の多い食事、香辛料を沢山使った料理は刺激が強く消化器に負担をかけてしまいます。ストレスがかかった時は、消化器官が弱っていることもあるので避けた方がよいでしょう。
2. ジャンクフード
ファーストフードやスナック菓子などのお菓子には、ビタミンやミネラルがあまり含まれていません。
ストレスがかかるとビタミンやミネラルの需要が高まっていますので、こうした食事は更にビタミンやミネラルの不足を招くことになります。
関連ページ:ビタミンの栄養効果 | ミネラルの栄養効果
ストレス時の食事で最も大切な事
ストレスでは、様々な栄養素を摂取することが必要になります。その為、ここに記載した食品を意識することは大切ですが、基本はバランスの良い食事です。
主食・主菜・副菜を揃えることで、自然と沢山の種類の栄養素を摂取することができるのです。