食べすぎた!!翌日の過ごし方とリセットメニューで忘年会シーズンを乗り切ろう!

クリスマスが近づき、忘年会やパーティーが多い季節になりました。楽しい席ではついつい食べ過ぎてしまい、翌日に後悔しまうこともありますね。そんな時に知っておきたい、食べ過ぎリセットの方法や、おすすめのメニューをご紹介します。

食べすぎた!!翌日の過ごし方とリセットメニューで忘年会シーズンを乗り切ろう!

食べ過ぎリセットの方法3つ

ウォーキングなどで代謝アップ!

食べ過ぎてしまって摂りすぎたエネルギーは、使われなければ脂肪として蓄えられてしまいます。その為食べ過ぎてしまったら、その後は代謝を上げてエネルギーを消費することが大切です。

おすすめは、30分程度のウォーキング。全身の筋肉を使うので、体が温まり代謝アップが期待できます。


また代謝アップに冷えは禁物。お風呂にしっかりと浸かったり、携帯カイロなど活用したりして冷えないように心がけましょう。

特に、代謝に関わるお腹の冷えには注意が必要です。腹巻や温かい素材のインナーなどを活用しましょう。

翌日の食事は抜かない!

食べ過ぎた分を取り戻そうと、翌日に食事を抜いたりしていませんか?

実はこの方法はダメです!なぜなら、朝食を摂ることで体温が上がり代謝がアップするからです。もし抜いてしまうと体はエネルギーを溜め込もうとして逆に太りやすい体になってしまいます。

ですので、食べすぎた翌日は、朝食を抜かないようにしましょう。朝食を食べること自体が体温を上げるので、食べやすいものを少しでも食べることがポイントです。

できればゆで卵など、体温を上げる作用のあるたんぱく質が多いものを食べるようにしましょう。

また、気持ちが悪かったり、胃もたれや腹痛があったりするときは、消化のよいおかゆやうどんなどがおすすめです。もしも下痢をしてしまったら水分の補給もしっかりと行いましょう。

翌日の食事でカロリーコントロール

食べ過ぎてしまった分のエネルギーはゼロにできませんが、翌日の食事のカロリー調整をすることは大切です。

食べ過ぎた瞬間は食べ物が胃にあるので体重は増えますが、1週間単位でカロリーコントロールができていれば、体重の増加は起こらない為です。

翌日の食事でコントロールが難しければ、例えばお休みの日にカロリーの少ない食事にしたり、消化しやすい食事にするなど、1週間単位で考えるとよいでしょう。

食べ過ぎリセットのおすすめメニュー4選

食欲のない時の朝食にもおすすめ!『たまごスープ』

たまごには良質なたんぱく質が多く含まれており、体温を上げる効果があります。

スープにすることで、胃にもやさしく食べ過ぎてしまった翌日の朝食に特におすすめのメニューです。どうしても時間がない時は、インスタントの食品を活用しても良いでしょう。

関連リンク: たんぱく質

カロリーオフでも満腹に!『野菜たっぷりうどん』

うどんの量を半分にし、その分ゆでた野菜をたっぷり加えて作ります。単純にカロリーオフしようと、うどんの量を減らしてしまうと満腹感がありません。

野菜には食物繊維が含まれており、満足感がありながらもカロリーオフすることができます。また、野菜には食べ過ぎで気になる塩分を排出する役割があるカリウムも含まれているので、むくみ防止効果も期待できます。

関連リンク: 食物繊維 | カリウム | 浮腫まない体の作り方


うどんスープを作る時にありあわせの野菜を煮込んだり、レンジで蒸した野菜をトッピングしたりすると簡単です。

野菜の種類は問いませんが、大根、ごぼうなどの根菜類やキャベツ、白菜などの茎のある葉野菜類が食べごたえもありおすすめです。

食物繊維たっぷり!『きのこ煮』

好みのキノコを麺つゆで煮て作ります。ごはんに混ぜればきのこご飯になりますし、パスタや焼きそばの麺の一部をきのこ煮に変えればカロリーオフできます。

もちろんそのままでも食べられますので、ダイエット中にもおすすめのメニューです。きのこには食物繊維が多く含まれているので、デトックス効果が期待できます。

関連リンク: 食物繊維

どうしても甘いものが食べたい時に『水切りヨーグルト』

市販のヨーグルトを、コーヒーフィルターに入れて1晩おいて作ります。クリームチーズのような味わいで、カロリーは控えめなのでカロリーコントロールをしているときのデザートにぴったりです。

甘みがほしい時は、はちみつやメイプルシロップ、オリゴ糖がおすすめです。また、ヨーグルトにはたんぱく質も豊富なので、朝食にもおすすめです。

関連リンク: たんぱく質 | オリゴ糖



この記事を書いた人
永吉 峰子
永吉 峰子

管理栄養士

管理栄養士の資格取得後、今まで管理栄養士と接点の少ない方との懸け橋になりたいと大手小売業に入社し、店長や商品開発を担当する。 その後、より直接的に多くの方に健康に関する情報をお届けするべく独立し、執筆活動や健康相談を行っている。テーマは「身近な管理栄養士」