寒い冬を越すための新定番!ホットワインを飲んで温まろう!簡単レシピ有
近年、冬のテーマパークなどで販売され始めたホットワイン。実は飲むことで体を芯から温め、風邪の引き始めにも良いと言われています。今回はこの“ホットワイン”について解説します。
ホットワインの基本
「ホットワイン」と聞くとただワインを温めただけのように思われがちですが、ホットワインは温めたワインに香辛料、ハーブ、果物などさまざまなものを加えて作られています。
そのため、通常の赤ワインよりも渋味が少なく、甘みが強いため飲みやすくなっています。
沸騰させずに作られるのが一般的なため、アルコール度数は通常のワインに比べて低くなりますが、ノンアルコール飲料ではありません。車の運転をする際、妊婦の方、お子様の飲酒は控えるようにしましょう。
ホットワインの歴史
英語でモルドワイン(Mulled wine)と言われるホットワインはヨーロッパから伝えられた飲み物です。
昔のヨーロッパ人は健康促進や病気を避けるための飲み物として飲んでいたものが世界中に広がり、近年では日本からも温めるだけで作れるホットワイン専用のボトルも売られるようになりました。
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ホットワインで身体が温まる理由
理由1. アルコールによる血行促進
適量のアルコールは交感神経を刺激するため血流が促進され基礎体温が上がります。
理由2. シナモンによる温熱作用
ホットワインの香辛料としてよく使用されるシナモンは漢方の素材としても使用されており、体を温め、新陳代謝を高める特性を持っています。
身体が温まると良い理由
理由1. 基礎代謝が上がる
体温があがると代謝エネルギーを消費しますので、体温が高い方は低い方よりも基礎代謝が高くなります。
理由2. 冷え性対策
血行を良くすることで、手足の冷え性を改善する効果があります。
関連ページ: 冷え性の食事対策(詳細)はこちら
自宅で簡単!ホットワイン手作りレシピ
実はこのホットワインは自分でも簡単に作ることができます。
~材料~
・赤ワイン:1本(安価なものでも美味しい)
・レモン or オレンジ(くし型にカット)
・シナモン:ティースプーン 1/2 杯
・ナツメグ:ティースプーン 1/2 杯
・ブラウンシュガー:テーブルスプーン 1~3杯(お好みで)
全ての材料を鍋に入れ、沸騰させないように気をつけながら弱火で20分程煮込むだけです。
今回紹介したホットワインの材料は一例です。自分の好きな量、好みの香辛料やフルーツを使用して自分だけのオリジナルホットワインを作製して今年の冬を乗り切りましょう。